中国の新幹線が時速500Kmの営業運転を目指しているという報道を聞いた。
実は鉄道は安全を度外視すれば
馬力の大きいモーターを付ければスピードアップは簡単にできる。
安全運転という目標があるから
日本の新幹線は300Kmに速度を押さえている。
鉄道は、材料工学、システム、ソフト、すべての技術の固まり。
例えば鉄の車輪と鉄のレールの粘着力を維持するには
300Kmで走っているときは車輪は302Kmで回している。
これはソフトの技術。
ただ早いというのとは違う。
50年ほど前は300Kmが速度の限界と言われていた。
でも現在はそれで普通に営業運転をしている。
まだまだ行けそうですが
日本ではおそらく350Kmくらいが限界とみて、
あとはリニヤモーターカーにスピードアップを託しているのでしょう。
粘着力の限界は500Km程度だと言われている。
これは技術の限界ではなく物理の限界。
JR東海でいま盛んに安全に止まるを売りにしているのは
この辺りにあるのだろう。
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