ボルトを締めるときナットから3山出すように習いました。
ナットが締める対象物に接触している面を当り面、
ボルトが出ている方を頂部と呼ぶとする。
ナットにかかる重量分布は当り面付近がもっとも大きく
頂部に向かって減少しまた頂部で大きくなり、
頂部でナットの回転を止める力がかかる。
ボルトを工場で作るときは
ナットにボルトが入り易いようにという理由で
ボルトの端面の2山程度は直径が多少小さくなっている。
現場で加工すれば明らかに小さくなっているのは
現場の人間は知っている。
3山出すことにより、
3山目の正規寸法にナット頂部が自然とかかり
ナットの回転を止める正規の働きをするという訳です。
意外と知らない人は多い。
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