2013年1月26日土曜日

ネジ切り(2013.1)

配管のネジを切り継手にねじ込んで繋(つな)いでいく。

このネジを切る作業は旋盤(せんばん)という機械でおこなう。

旋盤にパイプをセット、パイプを回して

ダイヘッドという名前の部分に配管の端面を押し当てると

ネジが切れていく。

さてこのネジですが、何本もネジを切っていくと

ダイヘッドのネジを切る刃が減ってくる 

減るとパイプのネジは径が太くなり

継手にねじ込むと固くてしっくり入らない。 

これを解消するにはダイヘッドで刃を少し出して

沢山切れるように調整する。

調整して試験的に継手にねじ込んでみて、

まだ固いわ、ちょっと柔いわと

人間の感触で調整するわけです。

この固いわ、柔いわは経験でしかない、いわゆる口伝。

この固いから漏れる、柔いから漏れるを

数値化するのは不可能に近い。

経験による口伝。

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