全圧とは建築設備のダクト工事でよく使われる言葉です。
ダクトとはブリキでできた四角い風を送るためのもの。
全圧とは動圧と静圧を足したもの。
動圧は風に動きを付けるための力で静圧はダクトの壁に直角に働く力。
送風機は全圧を出して働く。
設計では必要風量と必要静圧で送風機は決まるが、
風量はともかく静圧が足らないと風は出なくなる。
計算で静圧を求めて送風機を決める際に、
今まで一番うまく能力が出たのは計算の1.2倍にした時のみ。
余分0.2倍はダクトが設計図通りに通らないからが原因。
それ以降1.2倍を標準としてやっているが、問題はまったくない。
きっと他の現場はうまくいっていないと思うが
それを検証することもなく進んでいるんやろうな。
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