テレビ局の場合。
日本の放送界は5局のキー局を中心に回り、
常にスポンサーの方を向いて動いている。
バブルの時に放送局が乱立し、豊富なコマーシャル料で、
番組の内容はともかく、視聴率競争に明け暮れ、
スポンサー、地元の有力者、政治家の方を向いて
低俗な番組を作り続け、地道にやってこなかった。
潤沢な資金に守られ利権の構造ができあがったというわけです。
当時、テレビ局は憧れの仕事でした。あれから30年。
世の中は不況が行き着くところまで来てしまい、
企業が広告料を出し渋り、社員の給料は高いまま、
番組に回すお金が激減。
出演料の安い芸人でお茶を濁すのがつまらない、
アナウンサーのネチッコイ追求も鼻につく、
台風報道のヘルメット姿も嫌になる。
地道にやってこなかったから、
どんな番組をやったらいいのかの知恵も無い。
プロがいなくなった。だから番組が面白くない。
このプロがいなくなったことは、
すべての職種に通ずる。(`Δ´)
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