家庭の押し入れとか流し台の下、洗面化粧台の下、
きっと市販の除湿剤が置いてあると思います。知らないって言う旦那さん、
お母さんに聞いてみてください、5・6個は出てくるでしょう。
昔の日本家屋は畳でした。畳の下には新聞紙が敷かれて、
その下はバラ板それも隙間がありました。
その下は土。
畳と部屋の間を湿気が行き来して
湿度は適度に保たれていたわけです。
高度経済成長とともにこれがいけないと言うことで
縁の下は全面コンクリート、密閉した床、断熱材で覆われて、
空気の行き来が無くなりました。
結果、空気の行き来のない
押し入れ、流し台の下、洗面化粧台の下は
ダニの住み家、湿気が溜まりジメッとしている状態になりました。
このジメッとしている状態を解消するのが除湿剤。
ホームセンターや薬局に売っていますね。
これの中味は塩化カルシウム、CaCl2です。
除湿剤、融雪剤、豆腐の凝固剤、
食品添加物、スケートリンクの冷媒に使われます。
水が溜まればポイッ。
これがメーカーの罠にはまっているわけです。
容器の天に貼っている薄紙をはがして、
新聞紙の上で中味の塩化カルシウムを太陽で乾かす、
中味の水は捨てる。これだけで何回も使えます。
除湿剤は電気で作ります、
電気の固まりですから電気を捨てているわけです。
もったいない。
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