我々は0〜9という10種類の数字を使って計算しています。
1を10個で10、10を10個で100、
10毎に桁を上げる、この数の数え方を10進法という。
電卓(でんたく)では、
0と1の2種類の数字しか使いません。
2進法では2毎に桁を上げる。
1を2個集めたら10、10を2個集めたら100というふうに。
電卓にはボタンを押した時のオンの時と、
ボタンをおしていないオフの時しかないので、
このオンとオフをそれぞれ1と0に置きかえる。
10進法の数字(0,1,2,3,4,5)は、
2進法では次のようになります。
0:0
1:1
2:10
3:11
4:100
5:0101
2+3を2進法で計算してみましょう。
10+11=21⇒2進法では101となる。
101は10進法では5なので液晶には5と表示される。
21+32はどう計算するのか。
21の10の位は2⇒2進数では10、1の位は1、
32の10の位は3⇒2進数では11、1の位は10。
10の位ずつを足す10+11=21⇒101
2進数では101⇒10進数では5。
1の位ずつを足す1+10=11⇒2進数では11⇒
10進数では3。
10の位が5、10の位が3
だから53。
電卓の中ではこんなにややこしいことをやっているが
光速処理されるので人間は瞬間と思う。
今から45年前に日本で電卓は売り出されたが2万円した。
その頃の生活費は1ヶ月、2万円。
今の金額ならば20万円くらいでしょうか。
とてもじゃないが買えませんでした。
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