2020年11月3日火曜日

電卓(2020.11)

我々は0〜9という10種類の数字を使って計算しています。


1を10個で10、10を10個で100、


10毎に桁を上げる、この数の数え方を10進法という。


電卓(でんたく)では、


0と1の2種類の数字しか使いません。


2進法では2毎に桁を上げる。


1を2個集めたら10、10を2個集めたら100というふうに。


電卓にはボタンを押した時のオンの時と、


ボタンをおしていないオフの時しかないので、


このオンとオフをそれぞれ1と0に置きかえる。


10進法の数字(0,1,2,3,4,5)は、


2進法では次のようになります。


0:0

1:1

2:10

3:11

4:100

5:0101


2+3を2進法で計算してみましょう。


10+11=21⇒2進法では101となる。


101は10進法では5なので液晶には5と表示される。


21+32はどう計算するのか。


21の10の位は2⇒2進数では10、1の位は1、


3210の位は32進数では11、1の位は10。


10の位ずつを足す10+11=21⇒101

2進数では101⇒10進数では5。


1の位ずつを足す1+10=11⇒2進数では11⇒

10進数では3。


10の位が5、10の位が3


だから53。


電卓の中ではこんなにややこしいことをやっているが


光速処理されるので人間は瞬間と思う。


今から45年前に日本で電卓は売り出されたが2万円した。


その頃の生活費は1ヶ月、2万円。


今の金額ならば20万円くらいでしょうか。


とてもじゃないが買えませんでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿