子供が生まれない上に年寄りが死んでいくから
毎年100人ずつ人口が減り続ける。
人口が減ることはすなわち空き家が増える。
空き家は子供が相続する。
家は建築後40~50年、
建築当時は家が2,000万円、土地が1,000万円した。
古くなっても1,000万円では売りたい。
今日1,000万円では田舎の家は売れない。
せめて200坪で500万円くらいなら
かろうじて売れるが持ち主はちょっとでも高く売りたい。
売れないまま放っておくと草が生え、
家に風を入れないと腐る。
5年もすれば草がうっそうと茂り
誰も買わなくなりそのままとなる。
ついには家は崩れ草に埋もれて
ぐっちゃぐっちゃとなってしまう。
固定資産税を払うだけの負債となってしまう。
役所は人口が減るから若い人に来てほしいが
若い人はお金がない。
500万円でも払えない。
どうせ廃屋になるのなら役所が持ち主を説得し
300万円くらいで全国に売り出せば
少しは若い人も来てくれるだろうに。
田んぼ、畑、お茶畑を耕作している年寄りが死んだ。
これも同じことになる。
田んぼ、畑、お茶畑ならば若い人が来ても
すぐに仕事になるからいいと思うんだが。
相続者は高く売りたい。
これが邪魔をして、
ついには家は崩れ草に埋もれて
ぐっちゃぐっちゃとなってしまう。
固定資産税を払うだけの負債となってしまう。
これの繰り返しで小さな町、村はどんどん人口が減り、
消滅して終わり。
人間の欲得の深さに脱帽だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿