鉄製品を作るとき出来上がってすぐは
鉄の内部にはまだ製造時の応力が残っている
精密部品の場合(寸法を測るゲ-ジ・ロケット部品など)
この内部応力を取ってから出荷しないと
年月とともにわずかな伸び縮みで狂う
この時鉄を一気に枯らす人工シ-ズニングを行う
マイナス30~40℃の中に数時間入れ1次に40℃に加熱する
10年間の時を人工的に一気に枯らす
言葉は同じでも樹脂の場合のシ-ズニングは
また別の方法
物によって枯らす方法は違う
以下もシ-ズニングと言う
フライパンのシ-ズニング
新品の鉄のフライパン(テフロンなし)
洗って工業油分を落とす→
煙が出るまであぶる(600℃、赤くなる一歩手前)→
青みがかった灰色になる(黒錆び)→
食用油を薄く塗って焼く→
炭化皮膜を構成して色が黒くなる→
焦げ付きにくくなる
鉄が錆びるのは赤さび、黒錆びは炭化皮膜ができていて錆びにくくなるし焦げない
中華料理の鉄鍋は焦げない
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